「日経STOCKリーグ」(主催:日本経済新聞社、特別協賛:野村グループ)は、中・高・大学生を対象にしたコンテスト形式の金融・経済教育プログラム。
現実の生きた経済に触れるなかで企業を知り、社会を見る目を養っていくことのできる、学校教育現場での投資学習の一つです。
参加者は「経済を体験する」と題して、仮想株式売買用のオリジナルシステムを利用したバーチャル株式投資を体験。銘柄の選定や仮想売買の検討、値動きの考察等を実際に行います。
また、「経済を学ぶ」目的での学習では、学習ガイドブック等の教材を活用して経済や金融・株式投資の基礎を学び、投資テーマやポートフォリオについて考えます。
こうして身に付けた実践的な知識と経験を元に、「レポートの作成・提出」が課せられた「経済を考える」フェーズに移行。ここではチームで投資テーマを決定し、ポートフォリオを構築していくなかで、審査に応募するためのレポートを作成します(現実に即した細かな条件が提示され、実行するための環境が整えられます)。
日本では高度な知識の必要な専門領域と考えられてきた株式投資の分野ですが、欧米では学校教育の早い段階で触れることも知られ、今後日本の学校でもこの分野の学びは広がっていくかもしれません。
今回、本校から同リーグに参加したのは、高2の男子2人・女子3人の計5人からなる有志チーム。メンバーは日頃から経済や株式投資に興味を持っていたといい、自分たちでリーグ参加を決めました。
1月下旬にはレポート審査が行われ、一次審査を通過。同審査を通過したのは中学33チーム、高校50チーム、大学・専門学校62チームの合計145チームで、本校チームは参加高校139校、632チームから1/50チームとして選出されました(全国からの参加は中高大合わせて294校、1,643チーム、6,535人)。
今後は2月中旬に行われる二次審査で入選できるかどうか、審査結果が待たれます。
なお、入選チームには3月に表彰式&懇親会等のイベントへの招待、さらに最優秀賞チームには海外研修旅行の贈呈が予定されています(社会情勢により変更される場合があります)。
以下は、同リーグの今後のスケジュールです。
1月26日:一次審査(通過レポート発表)
→本校から1チーム通過
2月中旬:二次審査(入選レポート発表)
2月下旬:最終審査(入選レポート各賞発表)
中・高・大学生のための株式学習コンテスト 日経STOCKリーグ