心配された大型台風も去り、秋空には大きな雲々が浮かんだ本日9月8日(火)。
ちょうど1週間後に本番を控えた体育大会の予行演習を行いました。
晴れたとはいうものの、台風の余韻としての強風はずっと吹き止まず、昨日7日(月)には兵庫県南部に警報が発令されたこともあって、休校措置に伴いこの予行の準備を中止。
迎えた今朝は、早くから陸上競技部の部員がグラウンド整備に精を出してくれ、高2・3生を中心とする高校生たちも1限の時間帯から会場設営に集まってくれました。
ところが、強風によるリスクが拭えなかったことから、本来なら本部席や生徒の観覧席として使用するはずだったテントの設営を急きょ断念。本校生の安全を何よりも重視して、当初より授業を行っていた中学生にならい、高校生も人工芝グラウンドならぬホームグラウンドの高校教室に待機しながらの開催となりました。
折から、今年は感染症拡大予防に伴い体育大会そのもののプログラムを大幅に縮小。予行でも演技は競走のみに絞った高校8種目の予選だけが行われ、例年以上に競走種目の予選会としての色合いが濃い日となりました。
会場の人工芝グラウンドには競技に出場する選手と大会役員だけ。異例の雰囲気のなかで始まった予行でしたが、そこは元気いっぱいの三学生です。
選手たちは競技ごとに呼び出されるとキビキビとした動きでグラウンドに集まり、後に控える選手=クラスメイトからの声援も時折聞こえるなか、予選通過へのタイムトライアルに懸命に取り組んでくれました。
テントなし、ギャラリー不在、競技用音楽もかからない、これまでに経験したことのない予行でしたが、どんな状況にもベストを尽くしてくれた生徒たちの表情には満足感が感じられました。
予選通過者は次週15日(火)の体育大会本番で本選に臨みます。
学内外を問わない数多くの方々から毎年楽しみにしていただいている、本校の体育大会。
今年は残念ながら保護者を含む学外からのゲストの方々をお招きすることはできなくなってしまいましたが、生徒たちは例年と変わらない情熱を秘めて、大会当日に臨んでくれるはずです。
どうか、ご自宅から彼ら彼女たちに精一杯の応援をよろしくお願いいたします。
■第106回体育大会 ※一般観覧はありません。
9月15日(火) 9:00〜
本校人工芝グラウンド
※雨天順延