緊急事態宣言の解除を受けて、本校では6月1日(月)より全学年での分散登校を行うことになりました(詳細は学園通信5/27配信記事をご覧ください)。
それに先駆けましては、学校環境に不慣れで不安も多いだろう中学1年生を対象に、この5月中にまず1回目の分散登校を企画。5月28日(木)と29日(金)の2日に分けて行いました。
その1日目、28日には1・3・5組奇数クラスの、また2日目の29日には2・4・6組偶数クラスの、各日計6クラスの生徒たちが登校しました。
入学式以来の三田学園となる新入生たちを、健康面や安全面への配慮に万全を期しながら迎え入れる──。
学年担任だけではなく、本校教職員の誰もがそんな気持ちですが、登校日前日から当日にかけては、
●机・椅子・ドアノブ・手すり等の生徒の手が触れるところの消毒、およびトイレ・手洗い場の消毒
を、各教員がマスクとフェイスシールドを着用したうえで入念に行いました。
また、当日登校してくる生徒たちには、
●朝の健康チェック
●登校時の手洗い・消毒を済ませたうえで教室へ入室、さらに換気に注意
を徹底するようにも心がけました。
こうして、ようやく迎えた両当日、再会の時には、「会いたかったよ!」「この日を待ちわびていた」。そんな声が聞こえてきそうなほど、生徒も先生も互いに緊張しながらも感動の表情をにじませていました。
7回に及んだ教材の発送をはじめ、さまざまなハードルを乗り越えてのこの日の授業は、先生からの歓迎のお話に始まるホームルーム。生徒手帳を配られ、タブレットの動作確認をする新入生たちからは、「これで、やっと三田学園の生徒になれた」といった安堵感やこれからの学校生活への希望が垣間見られたようにも思えました。
生徒たちの帰宅後にも、教員は教室等の消毒作業に従事して慎重なうえにも慎重な対応。そんな2日間、生徒からすれば時間にしてわずか2時間の学校滞在でしたが、待望の中学生生活の始まりに胸をふくらませてくれたのではないでしょうか。