中3 自己点検と道徳

2020.05.28 2023年度卒業

 中3では今年度二回目の自己点検を行いました。休校期間も二か月を迎えつつある今、自宅で過ごす生徒たちがどのような状態なのか、担任団はとても心配しています。

 生徒たちからは『体力の低下が心配』『まわりがどれくらい勉強しているか見えないので不安』『もっと教材が欲しい』『自分の学力はどのくらいなのか』などという声が聞こえてきました。我々も様々な取り組みを心がけているとはいえ、やはり生徒の中では不安が少なからずあるということを再認識しましたので、来週の登校日や学校再開の際にしっかりと生徒の声を聞く必要があると感じました。

 

 また、同時に道徳として、本校で作成している人権通信『青空』をもとに、新型コロナに対して様々な報道で伝えられている差別や偏見に関して考える時間を持ちました。

 生徒たちからはニュースで知った様々な事例を挙げ、『情報は正しく判断する必要がある』、『医療従事者へ感謝を忘れないようにしたい』、『見えないものへの恐怖によって、人間の弱さを知った』などという意見が出てきました。

  この内容に関しては休校期間が終わったら教室で改めて考えを共有する機会を設けることになると思います。みんなが安心して暮らすためにはどのような心掛けが必要なのか、考え続けてもらいたいと思っています。