卒業生(103回生)から在校生のみなさんへのメッセージ(その2)

2020.03.17 進路指導室だより

 今日は高1、高2の登校日です。いつもと異なる集合時間に合わせて続々と元気な声の生徒たちが登校しており、ただいま進路指導室では模試の過去問をチェックしている生徒もいます。今後とも健康を第一に、やれること、やるべきことを見失わずに取り組み続けてほしいと願います。さて、今回は前回に引き続き、卒業生のみなさんの、後輩へのメッセージを紹介します。こんな時だからこそ、先輩たちの声に耳を傾け、今の生活や将来に思いを巡らせてほしいと思います。

卒業生(103回生)から在校生のみなさんへのメッセージ(その2) 

(文系クラス)

・なかなか聞く機会もないと思いますので、国立二次試験1カ月前の心境を少しお話ししようと思います。それは、ジェットコースターの頂上にどんどん昇ってゆくような感じで、腹の底に力を入れて待ち構えるような気持ちです。シートベルトは今までの努力だけ。乗り切れ!受験生!

・将来のことを考えて進路を考えなさいと言われがちですが、将来の夢とは変化していくものです。目先のことを全力で行えば、本当にやりたい道っていうのは開けると僕は思います。これから受験で志望校を決めかねている人だけでなく、これから文理を決める人も、今の自分が何が好きかを考えて決めたら、良い結果が得られるでしょう。そのためにも、学業だけでなく、様々なことに興味を持って、一通り体験してみることを強くおすすめします。僕はこれで進路を決めました。

・受験を終えた身として後輩に言えることはあまり多くありませんが、「〇年生だから本気で勉強する」という考えは少し誤っていると思います。どの学年であっても、ちゃんと勉強してちゃんと遊べば大丈夫、だと思います。

・過去問を解きっぱなしにするのではなく、解きなおして、自分が間違えた問題を出来るようにするのが合格への近道だとすごく感じました。模試や普段のテストを大切にしてほしいです。

・とにかく後悔しないことが大切だと思います。部活も受験も、自分で「頑張った」と思うところまで全力でやりきることが必要だと思います。

・勉強が苦手、嫌いな人へ。①夏休み、まともに勉強しない人は、センター直前になってもまともに勉強せず、落ちます。②結局は自己責任。だらけたツケは返ってきます。

理系クラス)

・部活を辞めてから生活リズムが崩れ、成績も落ちたので、成績向上には部活との両方が必要不可欠だと思いました。

・学校の小テストや宿題をさぼらずにやり続けましょう。学校からの課題は自分たちの学力を確実に上げていると実感する日が来るので頑張ってください。

・はやめはやめの勉強がとても大切になってきます。共通テスト、二次試験から逆算して、自分が今何をすればよいのかを考えることができれば、その時点で優位に立てます。そして、仲間とともに競い合って有意義な生活を送ってください。応援しています。

・勉強よりも大事なことも、しっかり学んで下さい。

・高3の夏休みまでに全教科の基礎は固めた方が良いと思います。私は苦手な教科をしてはいましたが、足を引っ張る状態のままにしてしまったので、センター前後ですごく後悔しました。早めにした方が良いと思います。

・受験では、つらくなったり落ち込んだりすることがありますが、そういうときは、自分がその大学に合格している姿を思い浮かべると、モチベーションが上がります。

・受験に関するアドバイスとして、先生方がおっしゃる事が「信じられない」とか「自分にあてはまらない」とか感じることがこの先あると思いますが、絶対に、信じてやったもの勝ちだと思うので、先生のおっしゃることはよく聞きましょう!

・学校をうまく活用してください。二次対策は、自分では本当に難しいと思います。わからない問題の質問だけでなく、面接練習やその情報、今後の方針など本当に様々な場合にも対応してもらえます。

(関学コース)

・高校3年間はあっという間にすぎちゃうので、とりあえず全力で何事にもチャンレジして楽しんで下さい!どんな失敗をしても、後になったら笑えるようになるので、失敗を恐れないでチャレンジしていって下さい!

・学校生活にしろ、部活動にしろ、何気ない一日を大切にすることが大事だと思う。

・楽しむときは楽しんで、まじめなときはまじめに!いろんなことあると思うけど、絶対なんとかなるから!高校生という短い3年間を大切に!きっと卒業したくないって思うから!

・高3になると意外にあっという間に学校生活が終わるので、今の時間を大切に過ごして下さい。