青空に入道雲がモクモク…梅雨明けとともに、本校の地元・三田にも真夏がやってきました。
夏といえば、七夕で知られる「天の川」。そして、東の夜空に明るく輝く3つの星(はくちょう、こと、わし)と、それらがかたちづくる「夏の大三角」等、星空を眺める楽しみに満ちた季節でもあります。
そこで、7月の三田市立図書館展示棚の入れ替えに際して、本校図書委員たちが選んだテーマは「天体」。7月17日(水)の作業には、ロマンチックな、時にもの哀しささえもにじませながら、夜空のはるか向こう側にイメージされるファンタジーの世界へと、しばし誘ってくれる本の数々をご用意しました。
照りつける太陽が地平線の彼方に沈んだ頃、持ち帰った本のページをめくりながら、目の前に広がる星々にイマジネーションの煌めきを重ねていく…。
そんな至福のひとときを、三田市立図書館の書棚からぜひ手にしてください。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:天体
前回の男子5人から、今回は女子2人が加わっての5人へ。本の選定や書評、POPには女子視点ならではの楽しみも生まれます。
この日、展示棚の入れ替えに初参加の女子委員。アドリブ力の要るPOPづくりにも、一所懸命に取り組んでくれました。
展示棚入れ替え常連メンバーの彼女は、貸出図書を検索。同図書館には一般の方でも気軽に使っていただける図書検索システムが整っています。
手際よく着々とつくられていく展示棚。具体的なビジュアルイメージが描きやすいテーマなら、メンバーの共通認識も得られやすそうですね。
あれあれ!?突如棚に出現したのは、なんと宇宙飛行士!近年のブームもあって、アピール度抜群の小道具にテンションが上がります。
完成した「天体」の棚。古典的な名著から最近人気の一冊まで、ズラリ並んだおすすめ本には図書委員各人の趣味嗜好が弾けていますね。
高3の先輩たちの引退後、2回目の棚入れ替え作業が無事終了。自分たちのスタイルも徐々に見え始めてきて、次回の作業が楽しみです。
束の間、窓外は梅雨の晴れ間(7/17現在)。間もなくやってくる真夏には、冷房の利いた三田市立図書館で三学生おすすめ本を読書なんて最高ですね。