医学部進学希望者向けセミナー

2019.07.17 進路指導室だより

7月17日(水)13時より約1時間、三田市民病院・済生会兵庫県病院のご協力で、中学2年生から高校2年生の医学部進学希望者対象にセミナーを実施していただきました。

 

まず始めに三田市市民病院副院長・松田祐一先生から、両病院の概容、医学部での学びのガイダンス、そして最先端のカテーテル治療やダビンチ手術について興味深いお話をいただきました。

 

続いて三田市民病院整形外科医長・堂垣佳宏先生(本校81期生)からは、ご自身のこれまでの経歴を説明いただきました。医師として一人前になるためには、各段階での業績の積み重ねが大切であると教えられました。堂垣先生は本校の卒業生でもあられるので、生徒はより身近に先生を感じることができました。高校までの勉強がいかに重要か、そして諦めない意志の強さが必要であると解りました。「神様のカルテ」という推薦図書もご紹介下さいました。

最後に三田市民病院初期研修医・吉田駿男先生からお話をいただきました。先生は生徒たちと年齢も近く、少し前まで学生生活を送っておられたので、医大生のイメージをリアルに感じることができました。医大生は体育会系の部活に入っている人が8割ほどいる、解剖の授業は実は体力勝負である、他大学の医大生との交流が非常に盛んである、など具体的に語って下さいました。研修医の仕事については、忙しいときとそうでないときの差が激しいので、休めるときにしっかり休むことが大切だとわかりました。研修医は救急患者の診療等に加えて、手術の補助にも携わるそうです。

 

セミナー終了後には個別質問の時間を取ってくださり、熱心に質問を投げかける生徒の姿も見られました。