1学期 終業式

2019.07.17 学園通信

本日7月17日、1学期の終業式が行われました。

校長より

1学期はどうでしたか。先日、中高別の集会では、たくさんの表彰者がいました。勉強だけでなく、クラブ活動等で活躍する人が多いことは非常に喜ばしいことであります。まさに文武両道を体現している人が多い証拠ではないかと思います。

ただ、その一方で、この1学期、思うようにならなかった人もいるのではないでしょうか。私は60年間生きていますが、自分の思うようにならないことが沢山ありました。そんな時にこんな気持ちになったことがあります。「こんな状況になったのは、〇〇のせいだ!」と。

うまくいっていない時に、人や環境などの外的要因のせいにしてしまう。そんな経験はありませんか。現状を直視するというのは、非常にしんどいことです。ただ現状を好転させるには、やはり「現状を直視して、頑張る」しかないのです。世間では「生きる力」が必要だとよく言われるようになりました。その力の1つがこういったうまくいっていない状況を打開していくことではないでしょうか。

明日から夏休みになります。さきほども言ったように「現状を直視し、頑張る」ことは大切です。しかし、頑張ってばかりではしんどくなってしまいます。時には立ち止まって、ゆっくり自分の趣味等に時間を費やして英気を養うことも必要です。私のお薦めは「読書」です。読書は、知らない世界を疑似体験することができます。読書で自分自身の世界観を広げると、また異なる視野で、現状を見られるようになるかもしれません。それで現状が好転するかもしれません。

夏休みという時間を有効に使ってもらって、成長してもらえると幸いです。もちろん暑い季節なので熱中症等にも十分に気を付けてください。では、人間としてひと回り大きくなった皆さんと、また2学期の始業式で顔を合わせられたらと思います。

表彰伝達

 
英語検定合格者【準1級】
 岡本 望夢(高2)
    土井 涼加(高2)