三田市立図書館展示棚 2018年9〜11月の展示「学習」

2018.10.10 図書館だより

大型台風の襲来もあって、自然の猛威を思い知らされた夏が去り。9月も半ばを過ぎると、ここ三田では次第に過ごしやすい日が増えてきました。

本好き、読書家にとっては待望の季節の到来を受けて、本校図書委員たちも知的好奇心を総動員してのお奨め図書を厳選。921()には恒例の三田市立図書館展示棚の入れ替えを行いました。

今回、彼ら彼女たちが設定したテーマは「学習」。日頃は教室で教科書を開き、先生の講義を受けながら勉学に勤しんでいる身ですが、学びは何も生徒や学生だけのもの、学校だけのものじゃない。

日々の生活から自然や社会、果ては人知を越えた世界まで、そこに知的欲求や実用的な必要性があれば、すべての物事・出来事が学習の対象になり、年齢や職業を越えて学ぶ機会も生み出していけるはず。

そんなメッセージがこめられたクイズやハウツーものから小説まで、読めば腑に落ち、役立つことうけあいの一冊を、ぜひ三田市立図書館でお確かめください。

■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」

テーマ:学習

陳列図書貸出期間:2018921()11月中旬予定

三田市立図書館玄関前の大きなけやき。夏場は木陰をつくってくれたこの木にも、葉先には秋が忍びよってきました。

今回のテーマは「学習」。日常のささやかな知的発見はもちろん、困り事や悩み事も読書でスッキリ解決できればいいですね。

まずは一旦「仮」並べ。表紙デザインも重要な訴求ポイントだけに、フロントに配置する本の選び方には神経を使います。

そして、ここからが棚づくりの本番。悩みながらのフロントレイアウト、その始終を連続写真でお見せします。

大判の本はサイドに寄せ、読んでいただきたい本を中央へ。その際、背面のPOPとの位置関係にも細心の注意を払います。

表紙の目立つ一冊はセンターへ。イラストや明るい色でデザインされたものは棚自体が華やかになり、注目度もアップします。

こうして完成した最新の展示棚。いつになくマンガイラスト表紙の本が並べば、内容に関わらず手にとりたくなりますね。

中学生委員も混じっての記念撮影。先輩から引き継いだノウハウを活かし、納得のいく展示棚はつくれたでしょうか。