人権学習

2018.05.10 2020年度卒業

5月9日の5、6限に、杉浦健二弁護士に「SNSの危険性 ネットと人権」と題してお話していただきました。

メールやLINEは1対1の関係だが、SNSは1対多の関係である。そのため、自分はもちろん、他人のプライベートを明かしたり、悪口、社会常識に反した意見を絶対に発信してはいけない。

ネットでは匿名はありえず、特定され、長期にわたり、さらされることになる。そうなると、人生のいろいろな局面において不利益を被ることとなる。

軽い気持ちで著作権法に違反すると、民事でも刑事でも責任を問われ、莫大な損害を賠償しなければならない羽目に陥る危険性がある。

その人の人格、努力とは無関係のことでカテゴライズするヘイトスピーチは、とても恥ずかしいこと。自分と異なる人を排除するのは、弱い人間のすることである。違いを認め合うことが大切である。

 杉浦弁護士のユーモアのある語り口に、生徒諸君はリラックスして聞いていました。