京都大学iCeMS Caravan公開授業 レポート【写真編3】

2018.05.10 学園通信

京都大学iCeMS Caravan公開授業 レポート【写真編2】から続く)

 

12:5017:30

2F サテライト会場 Broom 「iCeMS Caravan 三田学園特別プログラム」

 

この日は桜陵館2Fの生徒食堂も開放。サテライト会場として1Fメイン会場からのネット中継や三田学園独自のプログラムを実施し、一般観覧者の方にはタブレットをお渡ししてご参加いただきました。

サテライト会場に設置されている3台の大型4Kテレビは、Wi-Fi経由で階下と結ばれ、公開授業の様子を常時中継。これらの機材を操り、運営の要となったのが、高1iCeMSサポート班の生徒たちでした。

メイン会場の公開授業知識編が終了する頃、サテライト会場ではいよいよ特別プログラムが開始。一般の方も多数観覧されているなかで、中3・高1観覧生たちがアイスブレイクのクイズ大会に挑みました。

クイズは専用アプリにログインし、司会(iCeMSサポート班)が出題する4択問題にタブレットから答えるという仕組み。早押しで正解するほどに加点されるため、生徒も一般の方も真剣そのものです

個人の得点が問題ごとに集計・表示され、成績上位者がリアルタイムにわかるシステム。「DNA」がテーマだけに難易度の高い問題もありましたが、会場にはつねに歓声やどよめきがあふれ、盛り上りました。※スクリーン上の個人名は伏せています。

クイズ大会で場が和んだ後は、メインプログラムの「Caravan講師に質問タイム」。メイン会場からお招きしたCaravan講師の方々に、観覧生たちが班対抗のコンペ形式で質問を次々にぶつけていきます。

サテライト会場の観覧生たちはこの日の質問を事前研修の段階で作成。下調べが行き届いていた成果か、なかにはかなり専門的な内容もありましたが、講師の方々は丁寧にわかりやすくご回答くださいました。

プログラム内には観覧生自らマイクを握り、講師の方々に質問する時間も。班や生徒によっては正統派だけでなく、珍問奇問の類の質問も飛び出し、講師の方々は苦笑い、会場は大爆笑というシーンも見られました。

サテライト会場の数々の試みの一つとして目を引いたのが「つぶやき」。当日タブレットを手にしていた観覧者は、公開授業や質問タイムで感じたこと、疑問に思ったことを自由に発信しました。※スクリーン上の個人名は伏せています。

メイン会場の高2受講生の様子は、4班=4分割画面で常時中継。質問タイムと公開授業プレゼンテーションの合間には、Caravan講師の方からiCeMSや京都大学に関する詳しいお話もいただきました。

わからないことは質問する、当てられた場合は自分の言葉で答えを伝える。サテライト会場の観覧生にとっても、このイベントは“知ること”“学ぶこと”の楽しさ、面白さを体感できたのではないでしょうか。

時に笑い、時に真剣になりながら、一般観覧者の方もそのほとんどが階下のプレゼンテーションタイムまでご観覧。中継でも大人を夢中にさせる何かが、この日のイベントにはあったといえるでしょう。

 

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