立春を過ぎてなお、本格的な春の到来にはまだ遠そうなこの季節。温かな部屋で読書はいかがでしょうか。
そんなインドアライフに最適な一冊をお届けするのが、三田市立図書館「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」。少し時間は経ちましたが、去る1月24日(水)、恒例となりました展示棚の入れ替えを本校図書委員たちが行いました。
今回のテーマは、なんと「日本の文化」。衣食住は言うに及ばず、慣習や習い事・スポーツ、ものの考え方に至るまで、独特の様式や美意識が息づく日本と日本人の源泉に触れてみよう。
そして、そんな日本文化は、普段関係ないと思っている10代をはじめとする若い人にも案外身近にたくさんあるんですよ。
図書委員たちからのそんなメッセージを、こたつに入り、おぜんざいでもすすりながら、じっくりと味わってみてください。
■三田市立図書館本館展示棚「青春読書記 ~三田学園図書委員会より愛をこめて~」
テーマ:日本の文化
陳列図書貸出期間:2018年1月24日(水)〜3月中旬予定
真冬の三田市立図書館。同館開館記念のモニュメント「出会いの座」(増田正和氏作)のカタツムリも寒空に震えているよう。
古くなったPOPを展示棚から撤去。役目を終えたとはいえ、頑張ってくれた一枚一枚です。ありがとう。
図書委員総出でPOPづくり。展示内容が濃くなるほどにPOPも増えるのですが、みんなで作業すれば楽しいのです。
「どれがいいかな?」。毎回テーマに合わせて用意する飾り付け用の小物は、センスの見せ所だけに手を抜けません。
今回のテーマは「日本の文化」。貸し出しに人気の本も予想されるため、「貸出中」のPOPも用意しました。
展示棚の正面には「和」の文様、色柄を全面に。テーマに基づくイメージづくり、演出の腕も上がりました。
「趣、感じてみませんか。」。完成した展示棚には、お薦め図書とともに日本の色形がひしめいています。
展示棚入れ替え作業にもすっかり慣れ、熟練した図書委員たち。次回、春のテーマと展示が待ち遠しいですね。