iCeMS(アイセムス:京都大学物質–細胞統合システム拠点)は、物質科学と細胞科学の統合のもとに新たな学際領域(化学・生物学・物理学)の創出を通じた、医学・創薬・環境・産業の発展への貢献を目的とする研究拠点。京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授らも所属され、文部科学省採択の「世界トップレベル研究拠点プログラム」の一つとして2007年に設立されました。
この現代科学の最先端をゆく研究拠点で、若手研究者の方々が日頃の研究を通じて感じてこられた「自ら考えること、学ぶこと、伝えることの重要性」を高校生に伝えたい、という思いのもとに2016年から活動を始められたのが、アクティブラーニング型プログラム「iCeMS Caravan」です。
参加する高校生たちがiCeMS Caravan講師の先生方とともに学ぶ楽しさや、その中に潜む「学びのカラクリ」を探求する新しいプロジェクト。キャラバン(全国巡回訪問)の対象となる高校は原則的に各都道府県から1校だけですが、この度兵庫県からは三田学園が選ばれました。
新年3月24日(土)に予定されているこのプロジェクト=授業を、本校生の保護者および教育等各方面の関係者の方々を対象に公開します。
当日は新しい試みもさまざまに計画されていますが、参観者募集を含む詳細は今後本校ホームページ上で順次ご確認ください(参観のお申し込み受け付けは2018年1月下旬を予定しています)。
iCeMSの活動と三田学園の新しい学びを、一人でも多くの方に知っていただければ幸いです。
※写真は京都大学iCeMS Caravan実行委員会発行のイベント告知ポスターです。
第6回「iCeMS Caravan ~学びのカラクリ~」
テーマ:アクティブラーニング「学びのカラクリ」~DNAを通じて~
参加者:京都大学iCeMS研究者4名、三田学園高校2年生20名(5名×4グループ)
※見学参加(三田学園中学3年生・高校1年生計約50名)
日 時:2018年3月24日(土) 11:00~17:30(授業参観は12:50~17:30)
場 所:三田学園 桜陵館1F校友ホール(メイン会場)・2F生徒食堂ホール(サブ会場)
主催・お問い合わせ:
京都大学iCeMS Caravan実行委員会 Email:caravan@icems.kyoto-u.ac.jp
三田学園高等学校 TEL.079-564-2291