春の到来を思わせる晴天のもと、2月28日(火)に平成28年度の高校卒業式を行いました。
保護者と教職員・在校生が待ち受ける会場の小寺ホールには、開式の辞に引き続いて卒業生が入場。拍手で満たされ、お祝いムード一色に華やいだ空間では、卒業生も最初緊張と興奮の見てとれた表情が見る見るうちに晴れやかに変わっていきました。
今年度は、「第100回生」という記念すべき卒業生を迎えたメモリアルイヤー。計267名の一人ひとりが卒業証書の授与に、また皆勤賞等の各賞受賞者が表彰にと、壇上へ次々に上っていくと、わが子の晴れ姿を収める保護者のカメラフラッシュが降り注ぎました。
学校長の式辞では、松井校長から「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」という米沢藩9代藩主・上杉鷹山の格言が引用され、卒業後も夢や目標を持ったり、何かの使命を感じたりしたなら、人任せにするのではなく、自ら起ち上がってその実現に向けて努力してほしい。いつまでも学び続け、挑戦し、経験を積んで将来社会に貢献できる人間になってほしい。と熱いエールが送られました。
前生徒会長による送辞と元生徒会長による答辞は、同じ釜の飯を食った間柄ということもあって息もぴったり。気が付いた頃には学園歌斉唱で締めくくられていた、そんな印象深い卒業式でした。
なお、この日は最後のホームルームの後に高校本館中庭で軽音楽部によるサプライズ演奏が行われ、在校生の気持ちに卒業生たちも窓から手を振って応えていました。
卒業生そして保護者の皆さん、この度は本当におめでとうございました。