底冷えのする1月7日(土)、中高6学年の生徒がグランドに集い、第3学期始業式を行いました。校長先生からは、以下のようなお話がありました。
「明けましておめでとうございます。冬休み大きな事故もなく、今日こうして皆元気に揃ってくれたこと、非常にうれしく思います。年末・年始どうでしたでしょうか。ゆっくりできましたでしょうか。私事ではありますが、お正月からサッカーを観、ラクビーを観、駅伝を観、その選手達の試合の終わった表情を見ながら、この試合にかけていたのだなあ、ということが印象に残っています。非常に感動したお正月だったように思えます。
さて、新年を迎えるにあたって、清々しい気持ちで迎えてくれたと思いますけれども、2学期の終業式のときに、一度1年間を振り返って、反省すべきところは反省し、新しい年につなげてください、という話をしました。一年の計は元旦にあり、と言います。新年を迎えるにあたって、気持ちを新たに、何か目標を立ててくれたんじゃないかなと思っております。
「質実剛健・親愛包容」という建学の精神、今一度、新年を迎えるにあたって各自確認をしてほしいと思っております。「質実剛健」とはどういうことでしょうか。自ら飾ることなく、弛まぬ努力で自分自身を鍛えなさい、ということ。言い換えれば、勤勉であれ、もっと言うなれば、何事に対しても真面目に一生懸命取り組んで、自分自身を鍛えてください、ということだろうと思います。勉強、クラブ活動はもとより、学級活動、生徒会活動、いろいろな活動が学校にはあります。一つひとつの行事・活動に対して、一生懸命真面目に取り組んで、それぞれ成長してください、ということだろうと思います。「親愛包容」とは、礼儀をわきまえ、広い心で他者に接するように、ということだろうと思います。思いやりの心を持って接してほしいということだろうと思います。言い換えれば、周りの人に嫌な思いをさせない、人に迷惑をかけない、そういうことではないかなと思います。昨年を振り返ると、電車のマナー等で、耳の痛い話が入ってきていました。皆さん一人ひとりはいい生徒たちだなと思いますが、集団になったときに少し周りが見えなかったりして、周りの人達に迷惑をかけてしまう、そういうことじゃないかなと思います。今年はそういった状況においても、周りに対して目配り・気配りができるように心がけてほしいと思います。新年を迎えるにあたって今一度各人で確認をしてほしいと思います。
さて、今日から3学期が始まりますが、3学期は学年の締めくくりの学期です。中学2年生は信州でのスキー実習があります。高校2年生は、沖縄への5日間の修学旅行が控えています。各学年この学期に取り組むことは違えども、1年間よかったな、いい学年だったな、と思えるように、この3学期取り組んでほしいと思います。最後になりましたが、高校3年生は、あと1週間後にセンター試験を控えています。ここから見ていますと、いい表情で、期待できるかな、と思っております。4月から始まる新しいスタートが切れますように、もうしばらく一日一日を大切に、健康管理をしっかりして頑張ってほしいなと思っております。
今年一年が皆さんにとって良い年でありますよう願っております。」
また、冬休みの期間に受賞した以下の生徒・部活動の表彰伝達もありました。
○KGビジネスプランコンテスト 優秀賞
国田真柚子(高2)
○第9回兵庫県高等学校対抗冬季水泳競技大会
男子200m個人メドレー 4位
男子100m個人メドレー 6位
牟田昇平(高2)
○第26回近畿私立高等学校ハンドボール大会 6位
○第31回近畿高等学校新人卓球大会 5位
※3月25日から大阪市中央体育館で開催される「全国選抜大会」に出場します。