本校創立25周年の1937年に建てられた「記念図書館」の補修工事が行われている。中学1年生が集う中学本館とともに国の登録有形文化財として登録され、築80年にも及ぶ図書館も近年老朽化が目立ちはじめたためだ。
玄関を入ると、近頃ではあまり見かけなくなったリノニュームの床が敷き詰められていたが、長い年月には勝てずところどころひび割れや建材のはがれなどが見られるようになったため、このほど全面絨毯敷きに模様替えが行われた。
7月30日・31日に実施されるオープンスクールまでには、外装も含めた補修工事も終わる予定である。ドーマーという小窓が屋根につく外観や開放感のある天井に格子状の装飾が施された内装などは開館当時のままである。オープンスクールにお越しの際は、ぜひ記念図書館にも足を運んでいただきたく思います。
〔改修前のリノニューム床〕
〔改修後の絨毯敷きの床と補修中の外観〕